2016年のスタート
2016年初回のブログには今年取組もうと考えている目標を書こうと思っていましたが。。。
新年早々、波乱の幕開けとなりました。
今年の計画は全て白紙撤回で完全に予定がくるってしまったけど、とにかく一歩ずつ
進んでいくしかないですね。
2016年初回のブログには今年取組もうと考えている目標を書こうと思っていましたが。。。
新年早々、波乱の幕開けとなりました。
今年の計画は全て白紙撤回で完全に予定がくるってしまったけど、とにかく一歩ずつ
進んでいくしかないですね。
スバルさんの社内で開催される展示商談会に参加させて頂きました。
中々自動車メーカー様の社内で展示会をさせて頂く機会は無いですし、初群馬という事も
あって張り切っていたのですが、直前に体調を崩してしまい。。。点滴を打ってから太田へ向かいました。
量産部品メーカー様が多い中、単品・治工具は当社ぐらいで。。。少し緊張してしまいましたが、興味を
もって頂けた方もみえ、また群馬にお邪魔出来そうです。機会を頂いたあいち産業振興機構様へ感謝です。
展示設営の為に前泊した為、太田市内にある金型部品のタカノさんへお邪魔してきました。
夜は高野社長と会食をさせて頂き、とても良い勉強&刺激を頂きました。写真撮れば良かったー!!
9/8~9/10までパシフィコ横浜で開催された難加工技術展に出展しました。
今年からポートメッセ名古屋から横浜開催となった本展示会ですが、少し思い入れがあります。
私が東栄超硬に入社して2~3年経った頃、何かのチラシでこの展示会の存在を知りました。
当時の私は今以上に技術の事が良く分からない中、『高精度加工が出来ます』という事を呪文の
様に繰り返し、営業していました。
この展示会を知り『難加工技術展・・・すごいネーミングだな。どんな会社が出展してるんだろう』
と当時の社長を誘い、展示会を見に行きました。正直、どんなものが展示されていたか覚えてませんが、
社長に『いつかこんな展示会に出れたらいいねぇ』と半ば夢っぽく?話していた記憶があります。
そんな思い入れのある展示会でしたが、展示会の前の週から発熱してしまい、点滴を二日連続打って
出張しました。展示会の成果自体は正直。。。でしたが、難加工展に出展できた事と、今までなら
展示会の設営を社員だけで出張対応してもらうなんて考えも出来なかった事ですが、今回はUさんが
1人で設営に行ってくれて、何事も任せてみるもんだなと改めて思いました。会社組織としても
少しは成長しているのかなと思いました。
社員の皆の力を借りて、また少しずつ新しい事に取組んで行けたらいいと思います。
一番右の写真はいつもfacebookで楽しませて頂いている東和工業の小笠原社長と、最近よく
NCネットワークさんのイベントでお会いするタカノの高野社長です。
当社が所在する街でもあり、私が生まれ育ち今も暮らしている
愛西市のまち・ひと・しごと創生総合戦略推進委員に任命頂きました。勿論自薦です。
2008年より日本は人口減少局面に入っており、このまま推移すると2060年には8700万人程度に減少すると
見通されています。人口減少に歯止めをかけ、活力ある日本社会を維持する為に、地方それぞれの自治体が
地域の特性に合った街づくりをしていく事で、東京一極集中を是正し、若い世代の就労・結婚・子育ての希望
を実現してい為の地域総合戦略を計画していきます。
正直、今まで行政に対して積極的に参加しているとはとても言い難い状況でした。
むしろ、新卒で入社した会社で自治体営業をしていたせいか、ネガティブな印象の方が多かったです。
そんな私が今回応募したのは、家族が暮らしていく愛西市、そして父から事業承継した東栄超硬が事業を営む
愛西市に少しでも役立つ事が出来れば、結果として、家族や会社にとっても良い事だろうと思ったからです。
今までは外野からただ文句を言っているだけでした。文句を言うならまだましかもしれません、むしろ無関心
でした。そうではなく、自分の関心の輪を広げよう、影響の輪を広げようと思いました。
忙しい中、我ながら何を考えているんだろうと思いましたが、自分の今まで培ってきたものが何か役立てれば
いいなと今は思っています。
先日blogに書いたマレーシアの展示会に出展してきました。
日本企業2社、ベトナム企業1社、現地企業1社の4社での共同出展となりました。
私は語学は。。。全くダメです。ありがたい事にベトナム企業、現地企業の方は日本語が
堪能でしたので、日本語でのコミニケーションでした。
ブースでも。。。笑顔でニコニコしてました。笑
今回の海外展示会で一番の収穫だったのは、改めて『日本でものをつくる』という意味を考えさせられた事です。
たまたまベトナム企業の社長様が、PCで見積もりしていたのを横で見させて頂きました。
価格はやはり安いです。図面精度は切削で±0.01~±0.02といった所です。
この精度だと、日本国内でも平気で外してくる会社は沢山あります。よくある『多分出てるだろう』です。
ベトナム企業の社長様に聞いた所、大卒の給料は4万円程度だそうです。機械は日本の中古機メインでした。
社長様は日本の樹脂型メーカーで修行されています。機械の台数より社員の方が多く、2交代でほぼ24時間稼働
してます。
当たり前ですが、日本で作っていては絶対に売れません。日本から買うメリットが何もありません。
日本で作って海外で売る為には、日本でないと絶対にダメだという領域でなければいけないとい当たり前の事が
本気で腹に落ちました。
そして逆に近い将来、海外で作られたものに淘汰されてしまう領域があるなと思います。
私は日本の製造業は閉鎖的だと思っています。なので、まだ海外品の採用はネガティブな所が多いです。
しかし、最近は海外でものを作って輸入される事をビジネスとされている会社様が本当に増えてきました。
話を聞くと、精度・価格は勿論だが、何より日本で作るより早いという事が付加価値になっているという会社様も
ありました。もはや地の利も無いのです。
当社は高精度加工を付加価値としています。この高精度という領域をきちんと見つめ、定義していかなければなりません。
付加価値は『付け加える価値』です。ただし、価値は受け手によって違います。そういった意味では、高精度が
付加価値になるとは限りません。圧倒的に突き抜けたものであればなんでも付加価値になります。
ちょっと真面目な内容になりました。いや、私は真面目なんですけどね。笑
他の感想はまた後日書きたいと思います。良い機会を与えて頂いたM社の会長様、ありがとうございました。